Sattokun’s diary

元教員 小学生息子を持つパパのブログ

ライブ感

 まぶしいくらいに晴れた今朝。

 

空気が乾燥し、日差しがまぶしい洗濯日和だ。

 

洗濯物を干していると、息子のトレーナーについているものがある。

 

『またやったか・・・。」

 

 

ついていたのは息子の名札。

 

昨日は金曜の夜。前にも着いたまま洗ってしまい、次の日の朝名札が見つからず、探した時があった。

 

今日は土曜日でよかった。昨日は仕事から帰り、金曜日ということもあり私も疲れていて、名札を取ったか確認しなかったな。

 

そういえば、私が小学生だった頃は、名札を洗濯機で洗ってしまうと、中の名前が書いてある紙がぐしょぐしょになってしまい大変だったが、今はそれが布になっている。

 

保護者のことを考え改善されているのか。私が教員のころは、毎日子どもがつけて学校に来ていたのに、そういう事は全然気が付かなかった。

 

 

 ところで、先日の土日、妻と子どもと3人で出かけて体験をしてきた。

 

土曜日は、ダンスの体験だ。

 

家の近所に、ダンスを習えるところができた。チラシが入っていたので、ダンスが好きな息子を連れて、ダンス教室の体験に行ってきた。

 

 息子は小学1年生だが、習い事をまだしていない。始めるとなると、毎週土曜日通うことになる。歩いて行けるのがいい。

 

ダンスの先生は若い男性で、とても気さくで息子に優しく話しかけ、徐々にリラックスしていった。

 

私は1時間、後ろで様子を見ていたのだが、ダンスのことがよく分からない私が、先生のお手本にみとれて、楽しくて興奮してしまった。

 

その日はすでに習っている年上の子たちもいて、小1の息子にとっては「難しいかも」と先生に言われ始まったが、始まって先生に褒められていくごとに息子の気持ちが上がっていった。体験終わりの家路では「やる。」「おれ天才かも」と、やる気満々。

 

次の日、日曜日は電車に乗り、とある都市の科学館に行った。

 

図書館やプラネタリウムなども入っている公共施設のうち、1つのフロアにその科学館はあった。

 

置いてあるものは手作りなのだが科学の不思議さが子供でも分かるようになっていた。

 

入場料が無料でとてもありがたかった。

 

学生さんが三角定規で遊ぶ講座をしてくれた。2枚の三角定規を、印刷された枠にどうやって入れるか、大人なら簡単にわかるが1年生の息子は頭をフルに使い・・・

 

「できた!」「おーすごいねー。」とやりとり。親が見ていてもやはり面白い。

 

講座が終わった後、少し部屋に我々が残り、講座を担当した先生に話しかけたら、工作用紙に描いた模様を息子に見せてくれた。決まり通りに線を引いていくと幾何学模様になるのだ。

 

「すごーい!」「家でやってみようか!」と、驚きと感動の息子(その後忘れて、家でまったくやらなかったが)。

 

 

そんなこんなで土日が終わっていく。

 

なんだかんだで、子供中心に過ごし方を考えてしまう。仕方ない。

 

でも、子どもが体験をし、新鮮な気持ちになっているのを見るのがいい。第一、私が楽しい気持ちになる。

 

 自分のことは後回し。それは私が大人になったということなのだろうか。