Sattokun’s diary

元教員 小学生息子を持つパパのブログ

具合が悪くなった息子 しかし・・・

 今日は、私が8月に受けた心臓のカテーテル手術の経過を見てもらうための病院の受診日だった。新しい職場にも慣れ、休みが取れたので、病院に行きつつやりたいことをできればと思っていた。

 

 布団のシーツを干したり、新しい職場は自転車で行くことにしたので、マンションの駐輪場を新たに申し込んだり、玉ねぎがなかったので買ってきたりしていたらあっという間に午前中が終わった。

 

 最近は、職場で自分が作ったお弁当を食べていたので、今日も家で自分が食べる昼ご飯を作ろうと、支度を始めたところ、電話が鳴った。妻だ。少し慌てた声だ。

 

息子が学校で気持ち悪くなったので迎えに来てほしいと、学校から電話があったのだという。私が午後病院の予約があることを知っていたので、妻が迎えに行こうと思っているというのだが、なにせ妻の仕事場からこちらに戻ってくるのに1時間半は掛かる。

 

『俺が迎えに行くほうが早くていいよな・・・』電話で話した結果、病院に少し遅くなると電話で伝え、妻が家に戻って来てから私が病院に行くことになった。

 

私は少し前まで教員だった。学校に行くのは慣れているが、息子を保健室から連れて帰るというのは初の経験だから、新鮮な気持ちもある。なにより、学校で保護者を待つ職員の気持ちがよく分かる。『早く迎えに来てほしい』と思っているに違いない。学校へ歩く速度が上がる。

 

保健室に着く。「○○の父です。」と名乗り、養護教諭の先生と顔を合わせた。具合の悪い息子を見てもらい、感謝である。ベッドに寝ていた息子を起こしてくれた。そんなに調子が悪いのか。お礼を言って二人で我が家に向かう。

 

『気持ち悪いって、何でだろう?朝食べたソーセージに当たったのか?少し古かったかな?』などと考えながら歩いていると、息子が「あのさー、お父さん、気持ちが悪くなったことなんだけど・・ちょっとやばくて・・」と言うのである。

 

どうやら息子が気持ちが悪くなったのには、理由があるようだ。聞いていくと、3時間目が終わった後の休み時間、遊びで自分がぐるぐる回っていたのだそうだ。そして、水を飲み、4時間目が始まるので席に座ったら、どんどん気持ち悪くなっていったそうなのだ。「なんだ、自分がわるいんじゃん!」

 

病気じゃないな、こりゃ。自ら目を回して気持ち悪くなって、学校を早退するなんて・・・私の方が目が回ってくる。

 

今朝、忙しいからといつもより少し早く仕事に出かけた妻に、わざわざ帰ってきてもらうのは申し訳なく思い、慌てて電話をする。まだ職場を出てなければいいが・・・。

 

「気持ち悪くて帰るんだから、お菓子とか食べちゃダメだからね!」「うん、分かった。」少し素直な息子。

 

結局息子は夕方まで元気で過ごし、病院も私と一緒に行った。妻も仕事に戻れた。私も休みだったし、息子と一緒に過ごす時間ができたから、よしとするか。